チャペルアワー礼拝 クリスマス礼拝

 
第1部 礼拝

日 時:2015年6月7日(土)14:00〜16:00
場 所:立教学院聖パウロ礼拝堂(立教新座チャペル)
 
司 会:佐渡文浩副会長
出席者:55人
 

挨拶:宮本忠海会長
本日はセントポール会主催のチャペルアワーにお集まりいただきましてありがとうございます。
このチャペルアワーは、普段子供たちが行っている礼拝を皆さまにも感じていただきたいという主旨で毎年開催いたしております。礼拝の後、第二部では高校JAZZ研究会のミニコンサートを予定しておりまので最後までお楽しみいただければと思います。

挨拶:村上和夫校長
本日は授業公開より中高の方にお見えいただきまして有難うございます。教員、保護者の方、卒業生の方々と一緒に生徒の教育をするのは本当に良い事だと思います。私は中学・高校の校長になる前に35年ほど大学の観光学部の教員をしておりました。私が大学の教員をしていた時、世界各地に出張いたしました。1991年〜1992年カナダのカルガリー、2001年〜2002年オランダとイタリアに行きました。
いずれもキリスト教の社会であります。キリスト教の社会では人々は毎週教会に行くわけではありませんが、節目ごとに教会に集まります。ヨーロッパでは同性婚や売春というものが認められており、その組織や組合を教会の中に持っております。法律よりも教会の力の方が強いので人々の信頼を得ています。オランダでは宗教が社会に対してどのような役割を持つのか、それがどうやって政治と棲み分けるのかという事を学びました。さて私はその中でいつもキリスト教と社会というものの間で疑問を持っている事があったのですが最近解決した事があるので皆様にお話しいたします。それは何故キリスト教が「隣の人を愛しなさい」と言っているにも関わらず、近代においてヨーロッパで大戦争を何回もしたのかという矛盾です。最もキリスト教が普及している地域で、正義を求めて戦い合うというのはどう見ても信頼できない気持ちになります。宗教上の理由はどうであるかという事は、宗教学者の方や司祭様にお預けいたしますが、社会と宗教という事を私はすごく考えました。おそらく皆さん教会に行く時は、個人として神と向かいその間に牧師様や司祭様がいらっしゃり関係を持って下さっています。ところが神様と我々の間には社会というものが存在していて、その社会は果たして教会に通っているのかという疑問に出会いました。
これは社会学をベースに考えると、「何故、僕たちは教会に通いながら戦争をおこすのか」という時に、我々が教会にいる時、そこに社会はいない、神と対峙していないという事なのではないかと思います。例えば国と国が戦争する時、国が主導して組織的に戦争します。それを軍隊といいます。一方、企業は経済活動で競争し合う時、意思決定をして営業活動を組織的に活動します。それでは営業活動なるものは教会に通っているのか、戦争というものは教会に通っているのかという疑問が起こってきます。軍隊には軍隊付の牧師おりますが、兵隊さん一人一人と向かい合っているのであって、意思決定をするところとは向き合っていないのでないかという気がします。組織または社会の側が神様を必要とするという事がなければ、そこに戦争というものが起こってしまうというのが私の解釈です。最近、日本の若者はそれを克服したのではないかと思う出来事があります。それは、最近の若者は物を欲しがらないという特徴があります。これは我々の世代と違うところです。もう一つは戦わないという特徴です。また男性は女性より一つの事に深くはまるオタク性を強く持っています。この3つの現象を合わせて見ると最も美しいクリスチャンです。今の生徒たちを教えるという事は、正にキリスト教的で共に生きるという事を教えられる良い機会がやってきたのではないかと思います。
もう一つの疑問が起こってきました。それは戦う大きな理由が例えば正義とか収入、利益という大きな物語にありますが、それを見失ってしまう不安があります。中学校や高等学校では基礎、基本を教えますが、うっかりそれを教えすぎると今の子たちは大きな目標を見失っています。特に受験のないここではオタク化する傾向にあるだろうと思います。ですので、先生方が基本を教える際に、必ずその応用や目標を教えて下さいと言いたいです。立教は圧倒的に課外活動が優れた学校ですので子供たちのテーマ性、自分の将来を養います。この度グロバールハイスクールアソシエイツになり、更に子供達の将来を考える良い機会を与えたいと思っています。ご家庭では、なぜ勉強するのか、将来何になりたいかを聞いていただき、背中を押していただければ子供たちは将来に向かい歩みを進めるのではないでしょうか。
ご協力を宜しくお願いいたします。
 

司 式 :西海雅彦チャプレン
聖 歌:482番
聖書朗読:詩篇第100篇 高校3年学年委員長 古平 眞理子さん

 
奨 励:鈴木伸明チャプレン
皆様、今日はようこそセントポール会チャペルアワーにおいでくださいました。本日は、朝の20分間、高3を除く全生徒が週1回行っているチャペルアワーを保護者の皆様にもご体験いただきたいと思います。生徒たちは、今皆様が座っておられる席に座り、備え付けの礼拝式文と聖書を用いながら礼拝をしております。礼拝の中でのお話は、当日読まれる聖書にちなんでおり、中学1年生は新約聖書の福音書、中学2年生は旧約聖書、中学3年生は新約聖書の半分を占めます手紙からパウロをはじめとする使徒の教えを学んでいます。高校1年生は高校から本校に入学してくる生徒もおりますので、改めて福音書、そして高校2年生は使徒の手紙を中心に聖書朗読箇所のカリキュラムを組んでいます。
さて、先ほど読んでいただきましたのは、旧約聖書の民数記14章1節以下でしたが、これは出エジプトの重要な選択の場面でした。結論を申しますと、「自由とは責任を持って選んでいく」ということです。今日のお話を分かりやすくするために、恐れ入りますがもう一度聖書を開いていただきたいと思います。 今日は、旧約聖書の言葉を中心に、「自由と責任」についてご一緒に考えてみました。生徒たちが、朝、このような時間をもっていることをご理解いただけましたら幸いです。

奉 唱 :立教新座中学校・高等学校クワイヤー
奏 楽:永瀬真紀さん
聖 歌:483番
聖 歌:308番
サーバー:立教新座中学校・高等学校アコライトギルド

 
 
 

第2部 部活のコンサートについては 「チャペルアワー コンサート」のページをご覧ください。